相談室スーパーバイザー佐久間徹先生の初の著書です。
「フリーオペラント法」というのは、30年以上前より「佐久間徹」と「久野能弘」の二人によって確立された「応用行動分析」の一分野です。ABAということばが生まれる前より「行動療法」の1つとして、西は関西学院大学、東は筑波大学などで扱われ、日本の自閉症療育の根底を支えてきました。
その「フリーオペラント法」の詳細が書かれた初めての本です。
現状の教育に対する先生のアグレッシブさが垣間見られますが、実は日本のABAの療育方法は、環境には雲泥の差がありますが、療法そのものはアメリカの療法に引けを取らないということが良く分かる本です。
当「ヒカリヲ」では、この「フリーオペラント法」に特化した療法を提供しています。
「フリーオペラント法」は実に「百聞は一見に如かず」の療法です。もし本著を読んで「フリーオペラント法」が気になる方がおられましたら「ヒカリヲ」までご連絡ください。
応用行動分析初学者のための本。応用行動分析を日常に落とし込み、数々の実践例を元にして非常にわかりやすく解説しています。それだけでなく、行動分析のかなり深い所まで書いてあり、初学者のみならず、学生や研究者の方にも役立つ本です。
大学院で専門的に学習をする方にお勧め。ABAを含むスキナーが生み出した「行動分析学」の応用が単なるセラピーとしての「方法論」で留まるだけでなく「哲学」をも含んだ広義的なものなのだということが良く理解出来る本です。
私たちはセラピーにおいて「身体接触」の強化子を使用しますが、行動分析以外の分野においても「身体接触」が人間にどう影響を及ぼすかを実践例を元に書かれている本です。
「ダウン症の早期教育」と書いてありますが、発達障害の子どもたちにも同じく有効な方法が書かれています。スーパーバイザーの佐久間教授が考え出した「フリーオペラント法」が実践例と共に解説されている本です。
人間の行動を測るのに非常に役立ち、行動分析学会でも多く取り上げられている「一事例実験デザイン」を網羅した本です。行動分析家だけでなく、研究者にとっては多数の応用出来るアイデアが詰め込まれている本です。
ABA(応用行動分析)の技法が事例に沿って判りやすく、丁寧に書かれている本です。親御さんたちや初学者の方たちにおすすめです。
小林重雄先生と奥田健次先生が、同じ問題事例に対して、同じく行動分析に沿った療育法でありながらも、それぞれ独自のやり方でアプローチしているのを紹介している本です。「応用行動分析」が実に多岐、多種多様なアレンジが出来、応用が出来ることを知ることが出来る数少ない本です。
行動分析学初学者のための本Part2。行動分析学の理論がとても優しく、しかも詳しく書かれている良書です。行動分析学を知りたい方はこの本と「はじめての応用行動分析」の二つを教科書として読まれたら良いと思います。
学習心理学者必携の書。大学院~研究者レベルの本です。今までの実験心理学の A to Z が書かれています。大学院では教科書として、現場では参考書や辞書にまでなる、学習心理学における定番かつ最高峰のテキストです。